一般向けで、多くの作品が発表されている、群像劇!
このジャンルは、「同じ舞台で、多くの人が同時に活動」という、クロス的。
同人エロゲの群像劇を知れば、もっと楽しい作品が見つかります♪
WEB小説での人気ジャンル
高校を舞台にすることが多い、WEB小説。
その中で、「クラス全員を巻き込む」というスタイルは、もはや、スタンダードに!
異世界へのクラス召喚
剣と魔法、固有スキルがある、ファンタジー世界。
クラス単位で召喚された一行は、それを実行した連中に唆され、関係ない戦争に身を投じていく……。
アニメ化もされた、『ありふれた職業で世界最強』が、有名ですね!
主人公は、「クラスでいじめられている陰キャ」というのが、基本。
「異世界でも虐げられるが、とある理由で、クラスの陽キャたちと逆転して~」という話です。
WEB小説は、アマチュアの投稿。
それゆえ、美少女を集めてのハーレムで、普通にセックス。
世界的にヒットしている『ソードアート・オンライン』でも、WEB版では、Hの描写がありました。
主人公と舞台によって変わる
プレイヤーが動かすか、任意の操作をする、同人エロゲ。
こちらでは、文字だけの媒体と、大きく変わります。
WEB小説では、同じ性別の主人公を好み、それらに感情移入するのですが。
同人エロゲは、「美少女キャラを動かして、わざと、スケベをさせる」という、楽しみも!
男がシコるために、遊ぶゲーム。
だからこそ、着眼点と、そのイベントが、全く違うのです。
学校、無人島、異世界、あるいは、主人公が住んでいる街。
そのどれもが、魅力的なプレイルーム♪
同人エロゲでは希少種
これだけ説明しておいて、何ですが。
同人エロゲの群像劇は、かなり珍しいです!
なぜなら、ゲーム作りのコストは、限られているから。
同じ時間、金、労力をかけて――
「1人のメインヒロインを動かす」
「4人のパーティーを動かす」
この2つがあったと、しましょう?
そうなったら、前者……「1人のメインヒロインだけ」のほうが、魅力的に映ります。
同じリソースでも、それを集中しているから!
モブがランダム生成
同人エロゲならではの、群像劇。
それは、「ランダム生成されたモブ」が出てくる、世界観です。
主人公は管理者サイド
この場合は、主人公が管理者です。
そうしないと、自動的に生成されるモブに、呑み込まれてしまいます。
「主人公が上の立場で、大量のモブは、その下」
いわゆる、看守と囚人です。
主人公に成りきるため、「無言タイプ」も、よく見られます。
ただし、プレイヤーに説明するため、心の声を表示することが多いですね。
経営シミュレーションに適しており、あるいは、「入国者のチェック」といった審査。
ランダム生成のモブを弄り倒す
勝手に作られたモブには、愛着が湧かず。
であれば、それを逆手にとり、「徹底的に、Hな悪戯や、売りをさせる」というプレイも!
エンターテインメントの鉄則は、それぞれのキャラに役割を与えること。
「メインヒロイン、サブであれば、ちゃんと救い出し、主人公に惚れさせる」という……。
同人エロゲは、低コストで作ります。
ゆえに、「質よりも数で攻める!」という、コンセプトです。
これはこれで、需要があります。
なぜなら、「鬱展開は嫌だけど、オモチャにできる女が欲しい」というニーズがあるから。
フィクションだから、何でもアリです♪
「ゲームならでは」の楽しみ
同人エロゲは、購入してくれたユーザーを楽しませることが、大事!
ランダム生成のモブは、姿かたちが安っぽく、良い意味で弄り倒せます。
背景がないから、良心も痛まず。
「絶対的に上の立場で、媚びてくるか、逃げる女を追いかけ、好き放題に♥」
現実では難しい、ハーレムプレイ、または、消耗品にしていく場が、ここにあります。
商業エロゲでも、あるにはありますが。
「ブランドによる、シリーズ化」を狙う方針から、FPSのシューティングぐらい。
ダブル主人公
一般作品でも、昔から人気があるジャンル。
「相棒と力を合わせて、強敵に立ち向かい、謎を解決していく!」と、なります。
コンビ物はストーリーの定番
2人の主人公が活躍する場合は、名作が多いです。
その理由は、以下の通り。
- 別の視点を交ぜることで、深みのあるストーリー
- 無理のない、役割分担
- 他のキャラとの関係を描きやすい
同人エロゲでも、次々に、ヒット作が誕生しています。
ドラマ性も高く、「Hシーンも楽しめる、群像劇」です。
待望のHイベントでも、幅が広く。
「クラス全員による乱交」から、「別の男に寝取られる」まで、色々なシチュエーションを用意できます。
何らかの目的を達成することが多い
コンビ物は、刑事ドラマが有名です。
「あの犯人を絶対に捕まえる!」という目的で、2人の刑事が協力します。
同人エロゲでも、その焼き直し。
今の娯楽作品は、必ず、過去の名作のリメイクです。
丸パクリは論外としても、「あれ? 別の作品と似ている……」と悩む必要は、ありません。
何らかの目的があって、そのために、2人の主人公が動きます。
Hイベントを見せるための作品だから、「目的の達成を妨げる」という形で、スケベの連続♥
その性質上、「途中で、操作するキャラが変わる」ということが、一般的です。
プレイヤーは、飽きずに遊べます。
男女コンビでNTR展開も
同人エロゲで「2人の主人公」と言えば、やっぱり、NTR展開♪
定期的に、名作がリリースされています。
この場合は、メインが男主人公。
「寝取られていく彼女を見ながら、事件解決に勤しむ」という、性癖が壊れるストーリーです。
女向けもありますが、基本的に、男向け。
それゆえ、「男の視点で、嫌がりながらも、ヨガる女を眺める」に……。
ここは、変化球もありまして。
「女主人公が、メインキャラ」というパターンも、見られます。
仲良しグループの冒険
「女子の仲良しグループが、異変に立ち向かいつつ、Hな目に遭っていく!」
こちらも、人気がある群像劇ですが、息切れする場合も……。
3人以上での人間ドラマ
和製RPGは、「4人が縦一列に並び、ランダムエンカウントの戦闘をする」という流れ。
同人エロゲにも、その伝統が受け継がれています。
異世界ファンタジーで、魔王を倒す!
街の異変を見つけて、みんなで戦う!
心が躍る、ストーリーです。
そして、彼女たちは、どいつもハメられます……。
長時間のプレイが前提で、どのキャラにも愛着が湧きます。
だから、「ユーザーが望まないのなら、処女クリアも可能!」としている作品が多いです。
「力を合わせての冒険」を描ける
「プレイヤーが指揮官として、女子たちの成長を見守れる」というのが、最大のメリット!
愛着が湧いたキャラのHは、感慨深いです。
同人エロゲでよく使われる、ゲーム制作のソフトウェアも、「RPGを作ろう!」です。
そのため、制作における親和性が高く、完成させやすくなります。
数人の女キャラが、キャキャッと話し合い、その中で猥談や、援交に誘っていく。
リアルJKを見ているような、微笑ましく、どんどん淫靡に落ちるプロセス。
それは、最高の愉悦です♪
同人エロゲでは下火
定期的に販売されているものの、全体として、伸び悩み。
前述したように、「1人のヒロインに絞り込み、とことん描いたほうが、売れる」という流れが続いています。
でも、日本のRPGは、安定した人気。
完全に絶滅するまではいかず、たまに、力作が発表されています。
ただ、和製RPGに特有の、「レベル上げと、アイテム収集に時間がかかる」という問題が……。
「ドロップ狙いのハクスラで、戦闘を楽しく!」
「RPGだけど、実質的にアドベンチャー」
このように、クリエイターは、様々な工夫をしています。
勢力争い
「集団による、ぶつかり合い」
種族が違う、主張が違うとなれば、どちらかの敗北しか、あり得ません。
種の存亡をかけた激突!
異世界ファンタジーには、色々な種族がいます。
古典でも、ゴブリンなどの襲撃から、人族が戦っていました。
日本のライトノベルでは、「エルフは美しく、長命」となっています。
『ロードス島戦記』のディードリットが、その発端です。
同人エロゲであろうとも、勢力争いは、「種の存亡をかけた戦争」に、他なりません。
負ければ、良くて奴隷。
どのような手段をとっても、相手に勝つことが必須です!
現代ファンタジーでは描きにくい、他種族との激闘。
お互いに譲れない正義がある
種の存亡をかけている以上、「常に全体で把握すること」がポイント。
末端は、使い捨て!
食糧などの補給や、支配エリアにだけ、注意!!
同人エロゲでありながら、「軍団 vs 軍団」という構図に……。
プレイヤーはもちろん、「全体を指揮する立場」です。
ただし、相手には相手の正義があるため、「シンプルな勧善懲悪」とは、なりません。
1回の勝敗で終わらず
「部隊が負けて、敗走した」
それだけでは、戦局が少し動き、押し込まれるぐらい。
1回、2回の負けがあっても、戦力を整え、反撃すれば、良いのです。
逆に言えば、「相手の戦力を推し量る」といった、戦略的な行動が求められます。
犠牲ナシの勝利はなく、捨て駒も、作らなければいけません。
「囲碁や将棋のように、全体を捉えつつ、最適な指示を出し続ける」
これは、自分が歴史を動かしている実感で、他にはない感動でもあります。
集団サバイバル
「いきなり、危険な異世界に飛ばされた!?」
チート主人公が誕生しそうなシチュですが、同人エロゲに待つのは、終わりなき凌辱。
異世界やクローズドからの脱出
現代社会で、女が1人でも歩けるのは、世間のモラルと、警察がいるから。
その常識が通用しない場所へ、放り込まれれば――
まず、現状の把握。
けれども、軍隊のように統率が取れていない、学校のクラスでは、バラバラに……。
同人エロゲの場合は、女好きの化け物が、普通に出ます。
おまけに、近くのコンビニで、スナックと弁当を買うわけにも、いきません。
言うまでもなく、危険な異世界、または、クローズド・サークルからの脱出は、方法すら不明です。
正気を失いつつの乱痴気騒ぎ
元の世界に、帰れない。
目に見えて減っていく食料と、水。
迫りくる、化け物たち。
こうなったら、確実に正気を失い、その集団で弱い者をイジメ出します。
それしか、ストレス発散の方法がありませんから……。
同人エロゲの主人公には、「敵と戦う力は与えられるが、集団を守れるほどではない」という、微妙なスキルだけ。
その結果としての、ヒロインたちの凌辱であり、敵に捕まっての催眠、洗脳です。
敵の勢力に囚われ、個別に、ジワジワと開発されていく。
または、強烈な媚薬で、連続アクメに……。
少なくとも、「処女クリアは?」というセリフとは、無縁ですね。
全員が生きるため個は犠牲に
「ハメられる程度で、見逃してもらえば、御の字!」
全員での生還を目指す状況ならば、こういった思考が、求められます。
「崩壊したモラルや、開発されまくった体は、帰還した後に、心配しろ!」
そういう話です。
このタイプの群像劇は、同人エロゲで、かなり珍しい。
前述した、「仲良しグループの冒険」と比べて、切迫した状況。
モブを操作する場合も多く、選択肢1つで、即バッドエンドへ……。
一言で説明すれば、「集団を追い込み、ハードSMをさせる」といった感じです。