「自分は動かず、女に奉仕してもらう」
徹底的に受け身のセックスを好む男は、Mです。
同人エロゲでも、この「M男」というジャンルが、多く見られます。
同人エロゲはM男に優しい
同人エロゲは、M男にとっての、パラダイス!
「男主人公であれば、ほぼMプレイ」と断言しても良いほど、あふれているのです。
いつでも手厚く歓迎してくれる世界
同人エロゲは、基本的に、買い切り。
制作したサークルが許可した範囲になりますが、自由に遊べます。
そして、M男を対象にした作品では、いつでも、可愛い、美人の女キャラが、温かく出迎えてくれるのです!
彼女たちは、男主人公を通して、モニターを見ているプレイヤーに言葉責め、あるいは、もっと激しい遊び♪
現実では難しい、「ロリな外見の女キャラから、Hな行為をされる」といったシチュも……。
二次元ゆえ、視覚と聴覚の2つだけですが、彼女たちは、常に同じ対応。
お店に通って、嬢のご機嫌をとる必要はなし!
お好みの女と冒険したり責められたり
商業エロゲと比べて安価で、ボリュームが少ない。
代わりに、「このゲームには、こんなキャラがいますよ!」とアピールして、本編の一部を遊べる体験版も、完備!
同人エロゲは、平均3時間でクリアできるからこそ、小回りが利くのです。
人気作品を分析して、流行りを押さえ、売れる要素をどんどん取り入れます♪
気になる内容は、現代社会、異世界ファンタジーと、様々。
ただ、「男主人公が出会ったモンスター娘、女キャラに下半身を扱かれ、ハメられる」という、逆レであることは共通しています。
一部の作品には、アニメーションやエロゲ声優のボイスも入っていて、大興奮!
現実にはないシチュエーションも♪
同人エロゲは、一般のアニメ、ゲームの延長線上。
つまり、サブカルが進化するほど、裏に隠れている、そちらも洗練されていく寸法!
そもそも、かつてのビデオが普及したのは「エロが見たい!」という理由でした。
どれだけ理屈をこねても、この真実は変わりません。
世界的に売れている、有名作品の全ては、同人エロゲの土台に……。
古典作品でも、エロはたくさん。
個人でも簡単にゲームを作れる環境にあっては、同人エロゲに参入するか、記念に力作を出すサークルが増えて、当然でしょう?
ゲーム性と逆転なしの両立
M男を主人公とした場合、「どのようにデザインするのか?」が問われます。
「完全な受け身」を是とするHは、ユーザーが試行錯誤をするゲーム性と、真逆です。
ユーザーフレンドリーが必要不可欠
最も重要なのは、「お金を払ってくれたユーザーを不愉快にさせないこと」です。
あくまで、ゲームに登場する男主人公をイジメて、無様に射精させなければなりません。
ここは、哲学レベルの話です!
過去の同人エロゲには、「わざと物語のお約束を外し、プレイヤーに挑戦する!」という怪作も。
遊んでいる人も大きな精神ダメージを受ける内容で、「真のM男を問われている!?」と言われていましたが……。
ユーザーフレンドリーのほうが、売れますよね?
そのゲームを破綻させないようMプレイ
「最強の主人公!」と称しているのに「敵の女キャラに負けて逆レ」では、タイトル詐欺。
ゆえに、同人エロゲ―は、「Hで逆転なし!」「M男向け!」と、明確にアピールしています。
基本的にRPGで、「イベントで誘惑に負けるか、一定の条件を満たした場合」、「戦闘に負けた場合」という感じで、自然にM男向けのHイベントが発生。
横スクロールのアクションゲームで、画面を切り替えずに、「男主人公を組み伏せて、その場で乱交♪」といった展開も……。
男が強かったら、逆転シチュが成り立ちません。
それゆえ、「説得に成功した!」「満足させた!」と、マイルドな表現。
普通にお互いでぶん殴る、アクションゲームもありますが……。
同人エロゲで男主人公が生きる道
今の同人エロゲでは、「男主人公=M男」という図式。
女に責められて喜ぶマゾでなければ、存在すら許されません。
トレンドは、「女主人公を操り、どんどん淫らに染めていく」という展開です!
一般向けのアニメでも、昔はメガネの陰キャ主人公がいたけど、今は美少女の主人公。
オタクの定義が曖昧になり、どんな陽キャもスマホでアニメを見る時代。
となれば、「ウジウジした男主人公よりも、可愛い美少女!」となって、当然です。
しかし、同人エロゲでは、そのウジウジした感じが、まさにM男で。
ベストキャスティングとなりました!
人気作を買えば間違いない
同人エロゲは、夜空に煌めく、星の数ほど。
M男にぴったりの作品の選び方、ここで教えます!
広告を出さない業界だから安心
一般の商品は、メーカーが広告を出します。
でも、個人製作の同人エロゲは、ダウンロード販売のサイトに、販売ページを出すのが、せいぜい……。
数千円という値段ですが、多くのエロゲ・マイスターの手により、吟味。
そのコメントは、「購入して遊んだ」という実績で、説得力があります。
わりと、ストレートに評価する業界です。
「否定的なコメントをしたから、メーカーに詰められる」という話はなく、1つの社交場のように、販売ページが賑わっています。
平たく言えば、ダウンロード販売のサイトは、ネット上のコミケです。
M男にも抵抗する権利がある
前述した、ゲーム性の話です。
「女キャラに必ず負ける」という宿命を背負った、M男くん。
どうやって、彼に冒険や、バトルをさせれば?
一番シンプルなのは、紙芝居のアドベンチャー。
昔の商業エロゲによる、伝統的な手法です。
『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』では、時代による変遷がよく分かりました。
次に、RPGで負けた場合だけ、逆レ。
これは分かりやすく、「わざと誘惑に乗る」といった応用も利きます。
アクションゲームは、戦うしかありません。
それでも、「お互いに攻撃する」「突き飛ばすのように退かすだけ」と、色々な工夫がされています。
気に入った作品を買おう!
散々に言っておいて、何ですが。
自分が気に入った作品を買えば、幸せになれます。
だいたいの同人エロゲに体験版があるから、外れを掴まされないはず!
もっとも、M男の同人エロゲは検索しづらい。
タグにつけていない場合が珍しくなく、自力で探すしかありません。
ページの下に、私が厳選したランキングを載せておきます。
なので、「どう選んだら?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!
どちらかと言えばソフトM
同人エロゲのM男は、だいたい、ソフトMです。
一部にはハードプレイもありますが、初心者も楽しめる内容がメジャー。
ハードMはあまり人気がない
本気で、尊厳を破壊するレベル。
「男主人公が全てを放り投げ、最後は破滅しました」という話も、探せば、見つかります。
ただ、売上数では、パッとしません。
M男ゲーは、主人公に感情移入どころか、一体化する勢い。
ならば、「自分が破滅する」というエンディングまでは、受け入れづらく……。
この点も、「異世界ファンタジーなら許される」という部分が大きいです。
ランキングで上位に食い込んでいる、ハードM男のゲームは、「女上位の国に迷い込んだショタ」というポジでした。
こだわりの逸品が多いジャンル
ハードMも、同人エロゲで見つけられます。
売上数が伸びていなくても、自分が気に入れば、問題ありません。
作る側は、「ある程度は売れて!」と望んでいます。
いくら趣味でも、それなりの時間と費用をかけていますから……。
したがって、売れ筋を調べたうえ、それに沿ったゲームデザイン。
こだわりの逸品が多く、目移りする状況でも、あまりにニッチな性癖は、カバーされず。
たとえば、男主人公が電車で女キャラを弄るゲームはあっても、逆にM男が電車でいじられて射精するゲームは数えるほど。
それでも見つけられるのが、同人エロゲの懐の深さ!
食わず嫌いをせずに一度プレイ
明らかにSMプレイで「ノン気はお断り!」というゲームは、別として。
それ以外だったら、食わず嫌いをせず、気になった1本を遊んでみましょう!
なぜなら、同人エロゲは、どうしても受け身になりやすいから。
M系のプレイと、相性が良いです。
女主人公でも、結局のところ、M調教。
プレイヤーの手でHをさせられ、やがては身も心もメスブタに……。
現実で、男が何もせず、女に前戯から本番をさせるのは、御法度です。
その意味では、「同人エロゲのM男ゲー」こそ、絶対に実現しない夢のエンターテインメントと言えるのでは?
他ジャンルと重なる部分が多い
M男については、以下の3つを覚えておきましょう。
「同人エロゲだけ!」という話も!
「おねショタ」と一体化している
「女に負ける男」
これを分かりやすく描けば、おねショタです。
小柄で力が弱いショタが、大きい体のお姉さんに負けてしまうのは、当たり前♪
「普通の男子が、悪い女子に射精管理をされる」
こちらもありますが、ゲームとして描きにくいです。
色仕掛けにオロオロする男子が、ただ流され、勉強を忘れ、付き合い始めた彼女を捨てるだけ……。
「性を知らず、柔らかい女体を持つお姉さんに逆レ♥」
必死に抵抗しながら、ステージを進み、次のマップへ。
だけど、最終的にはお姉さん達に埋もれて、射精による敗北。
ASMRにチャレンジすれば幸福に
音声だけでシコる、ASMR。
「Autonomous Sensory Meridian Response」の略です。
「特定の音をずっと聞き続ける」という、フェチの一種。
一般向けは、「焚火の音」のような、生活音が多い。
同人エロゲでは、「女の声優が語る、ボイスドラマ。あるいは、催眠音声」です。
「音声だけ?」と思う方もいるでしょうが、余計なものがなく、それだけに集中。
M男向けが豊富にあり、これにハマれば、世界が変わりますよ?
同人なら商業で蹴られた企画も
商業エロゲは、会社経営。
「1年に1本を出し続ける!」という使命があって、複数のシリーズを走らせています。
前述した、『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』の舞台が、まさにそれ!
しかし、趣味の同人エロゲなら、「自分のこだわり」を追及できます。
今の人気ゲームは、個人製作でも、実質的に商業レベルですから。
境界線が、曖昧になっていますけどね?
「これじゃ、初動で売れないうえ、世界観やキャラを使い続けるのも、難しい!」
商業エロゲで蹴られた企画も、同人なら、自由自在♪