同人エロゲには、悪サイドの主人公もいます。
「トラップで命を奪う」に留まっていた一般向けとは異なり、Hに責め立てる♪
ここには放送規制なんて、存在しねええんだよおおっ!
カテゴライズが難しい分野
広義にすると、ほぼ全ての主人公が当てはまります。
それゆえ、最初に「悪サイド」を定義。
基本的にどれも当てはまる
同人エロゲの主人公は、Hイベントに遭遇します。
プレイヤーが意図的に避けて、クリアを目指さない限り……。
それですら、「ヒロインが強制イベントで破瓜する」という展開がザラ!
男主人公は、エロハプニングや覗きと、悪事を働きます。
仮に合意であろうと、不純異性交遊です。
女主人公についても、援交などの行為をします。
痴漢が出没する電車と知って、自ら乗り込むことも!?
主人公が積極的に悪事を働くか?
悪サイドの主人公は、積極的に悪事をして、計画的に動く場合だけ!
それ以外は、巻き込まれ、あるいは、被害に遭ったことで、情状酌量の余地があります。
これには、普通に暮らしている女子に示唆することも含まれます。
むしろ、自分がやるより罪としては重いですね。
同人エロゲは、Hイベントを発生させる舞台装置。
ゆえに、悪党の主人公が見つけた女を攫い、洗脳や調教をしていきます。
まだるっこしい正義感がなく、テンポよく進む。
この分野に限り、「部下を使う」「客を取ってヤラせる」という選択肢もあります。
最初から悪サイドで女主人公は稀
注意点は、悪サイドに女主人公がいないこと!
女幹部はいても、あくまでサブヒロイン。
理由は、感情移入しにくいから。
女も興奮して、オナニーに使えるエロゲもありますが。
この「悪サイドの主人公」は、女を一方的に蹂躙するため、対象外!
男のユーザーに狙いを絞れば、「遠慮しないヤリマンビッチ」を操作しても誰得。
「こんな奴よりも、男主人公にしろよ!」となります。
同人エロゲは主人公が正義
正義とは、自分の考えを相手に押しつけるエゴ。
したがって、「純粋な悪」と呼べるのは、地獄や魔界に住む悪魔ぐらい。
主人公は最後まで暴れまくり♪
悪サイドの主人公は、最後まで暴れます。
そこに因果応報はなく、「復讐するは我にあり」というだけ!
お金を払ってくれたプレイヤーのため、代理の主人公がヒロインを滅茶苦茶に♪
純愛の対極で、女はオナホか、他人を堕落させるための手駒。
日曜の朝8時に流せない、「悪の完全勝利エンド」も見られます。
状況によっては、「対立していた魔法少女、変身ヒロインを味方に」という股間が熱くなる展開も!?
催眠モノでは正気に戻すのがお約束
一時期に流行った、催眠モノ。
「おらっ! 催眠!!」の種付けオジサンとして、現代でも活躍♪
この催眠は、「相手の意志、人格を無視して、破廉恥な行動をさせる」という内容。
紛うことなき悪!
「操った女を正気に戻して、自分の惨めさをチェックさせる」
催眠のお約束で、これなしでは催眠モノと呼べません。
とても奥が深く、現実でも「スパイの尋問」といった場面で使われています。
こちらは、自白剤を使用しての駆け引きですが……。
人の数だけ正義がある
結局のところ、「社会のため」であろうと、「自分のため」であろうと、正義です。
人の数だけ主張があり、対立すれば、数が少なく弱いほうが潰されるだけ。
「力がない正義」に意味がないのなら、「力がある悪」はどうでしょう?
よく誤解されていますが、悪にも悪の秩序があります。
ゲームの『女神転生』は、「秩序のロウ」と「混沌のカオス」の概念により、「悪党だけど秩序型」という分類も。
自分が理不尽に踏みつけられるのなら、悪だろうが、立ち上がるのは当然。
あとは、「どこまで抵抗できるのか?」だけ。
悪党にも行動する理由が必要
前述したように、「新たな秩序として、相対的な悪サイド」もあります。
ユーザーを納得させるため、以下の大義名分をご用意♪
種族としての生き残り
あなたがゴブリンだったら、「お前は邪悪だから、勇者一行に討伐されろ!』と言われ、納得できますか?
できませんよね?
ならば、結論ありきの人間どもに先制攻撃を加え、種族としての生き残りを図るべき!
このテーマは、悪サイドの中で一番重い。
それゆえ、同人エロゲは滅多になく、あっても大作ばかり!?
このテーマで売れている同人エロゲは、本当に感慨深いです。
生殖のために、人間やエルフの女を攫い、孕ませていくだけ……。
イジメや迫害による復讐
最も多いパターンです。
「先にやってきたのは、あいつらだ!」となれば、そいつらと味方する馬鹿どもを粛清♪
こちらも政治的な側面が強く、話し合いによる解決は無理。
ただし、「女を調教して、勢力を拡大できた」という状況でのみ、一時的な和平交渉に持ち込めます。
どこかの国を支配している王族の他に、ダンジョンマスター、魔王のようにラスボスという場合も……。
なろう小説に飽きた方は、こういった悪プレイに挑戦してみるのも、オススメ♥
悪サイドに所属しているだけ
正義のヒロインと敵対している、悪の組織。
その構成員であれば、是非もなし!
幹部のように、「最初から指示を出せる立場」というのがデフォ。
よくあるのが、密かに攫ってきた女を調教して、売らせること。
個室でヘコヘコと腰を振る姿がズラリと並び、壮観です!
「毎月の支出を上回る利益」
経営シミュレーションが主で、監視モニターを眺める警備員というケースも……。
堕とした女は大事にしよう!
調教した女は、使い捨てのモブでない限り、大事にしなければなりません。
それでこそ、悪の美学♪
調教した女を大事にしてこそ悪党
身も心も屈服した女は、あなたの奴隷です。
ヒロインは、戦闘のパーティメンバーや、「経営スキルによる補助」といった便利なスキルを持っています。
素直になった女は大事にするのが、基本。
同人エロゲで「再び裏切る」というルートは少ないものの、心理的によくありません。
「どのように、調教へ持ち込むか?」
「いかに、心を折るのか?」
あなたに従うまでは、入念な準備と行動が求められます。
悪サイドの男主人公は、その性質上、「1人の女と愛を育む」とはならず。
同じ組織の女幹部と、関係を持つぐらい。
女は味方ユニットでも活躍!
ヒロインが敵から味方になるパターンでは、それを前提とした難易度。
とはいえ、今の同人エロゲは親切で、よっぽど詰みませんが……。
同じ悪サイドでも、「最後に堕落する」から「まず調教して、味方とする」まで、幅広いです。
ここでミスマッチになると、厳しい。
この分野では、ドSな男主人公が女を弄りたおします。
M男は、性癖としての対極。
「悪サイドはどうにも……」と首を捻っている方は、下のリンクからどうぞ♪
悪サイドは、多くのヒロインを従えます。
壮大な群像劇になりやすく、好き嫌いが分かれるのです。
序盤の苦しい展開から楽に
シミュレーションの側面が強く、「最初は辛いけど、少しずつ楽に」というリソース管理。
開始5分以内にHイベントが鉄板ですが、本格的なイベントまで時間がかかることも……。
それなりに頭を使い、時間を費やすため、抜きゲーとは言えません。
しかし、苦労を重ねた末に、一緒に歩んできた女とのHは、言葉にできない感動と愉悦。
最初は敵サイドか、無関係でしたが、今は大事な仲間♪
全滅か時間切れでの周回プレイを前提にしているケースでは、腰を据えたプレイが必要。
アドベンチャーなら、だいたい初回クリアが可能です。
自分で獲物を捕らえることが好きな方には、ベストマッチ!
モンスター主人公と重複する
悪サイドの主人公は、モンスター主人公を含みます。
ただし、セクハラといった可愛いレベルではなく、ガチで食料にすることも……。
相容れない種族同士の抗争
前述した、種族同士の抗争。
「魔族と人間」は、もはや本能レベルで相容れません。
Hイベントの関係で、竿役としてのオーク、ゴブリンが定番です!
彼らは立派な一物を振るい、ヒロインたちを喘がせます。
お互いに見つけ次第、あるいは、計画的に襲撃。
まさに、国堕としです。
同じ人間ならば、男女が手を取り合っての逃避行もありますが。
種族が違うことで、それはなし。
ゴブリンのような闇の住人もいる
ゴブリンは、「オスしかいない種族」です。
『灰と幻想のグリムガル』のように「小人としての亜人」もありますが……。
子孫を残すために、人間や亜人の女を利用するしかない!
これは、種を存続させるための戦いです。
人間は女を奪われないよう、もしくは、攫われた女を奪還するため、巣穴を攻めます。
『ゴブリンスレイヤー』のように、手段を選ばない討伐もあるのです。
ここに妥協はなく、人間サイドは「ゴブリンを殺す!」という結論だけ。
当たり前ですけどね?
度胸と賢さがなければ悪事はできず
よく勘違いされていますが、「あえてルールを守る」と「度胸がない」は全く違います。
同じように見えても、いざとなれば、後者は下手な悪役よりも残虐になるのです。
悪役として活躍するには、度胸と賢さが求められます。
お勉強ができるのとは、別のベクトルで……。
「すぐに勝てない相手とは戦わず、弱い者から奪いつつ、準備を進める」
日本だって、江戸時代の初期までは、そういう暮らし。
有名な武将も、敵地へ攻め入れば、足軽たちが乱取りで奪っていました。
あらゆる者が信用できない現代社会こそ、悪サイドの主人公を見直す機会です。